全国のバストサロンから支持される「サブレン美乳ブラ」
ポップアップ会場に向かうと、カラフルなブラジャーやショーツが数多く陳列されていた。インポートならではの色使いが特徴的で華やかな刺繍系が多い印象だが、そうかといって派手すぎるという印象はなく、インポートらしい刺繍やレースを楽しみたい人にはちょうど良いデザインだ。
これらのブラジャーは「サブレン美乳ブラ」と呼ばれるコビエタの主力商品で、全国のバストアップサロンでも愛用されている。バストサロンで推奨されるブラジャーと聞くと、流れたお肉をバストへ寄せ集める補正下着を思い浮かべるが、このサブレン美乳ブラはどうやら違うらしい。このブラは補正下着ではないがバストを美しいお椀型の形状へと導いてくれるという。
「 Sawren(サブレン)はポーランドのインポートランジェリーで、そもそも補正下着ではありません。ヨーロッパ製の繊細な作りなので、国内ブランドの一般的なワイヤーブラと比べても驚くほど着け心地が軽いんです。バストに無理をさせないので一日中つけていても違和感がなく、ブラを外した時に胸が流れるといったリバウンドもほとんどありません。」とオーナーの石田さん。
スタッフのリナさんも「初めてこのブラを試されるお客様のほとんどが、その着け心地の楽さに驚かれます。私自身も、お客様のバストがどんどん綺麗になっていくのを見て毎日驚かされています」と話す。値段も補整下着ほど高額ではないため、一度試してみる価値はありそうだ。
すっぴんバストが変わる「美乳ブラフィッティング」
イベント会場の入り口には「美乳ブラフィッティングのご案内」と書かれた看板が立っていた。
ブラをつけた時だけでなく外した時のすっぴんバストを美しく整えるフィッティング方法だと書かれているが、一体普通のフィッティングと何が違うのか。オーナーの石田さんに詳しく訊ねてみた。
「ここではあまり大きな声では言えませんが…」と前置きをした上で、石田さんはこう続けた。
「ブラジャーは必ず下着屋で試着してから買いますという人でも、実際は9割の人は小さすぎるサイズをつけています。そういう人の多くはブラを外した時のバストにコンプレックスを持っています。ブラをつけている時はコンプレックスから解放されても、実際にコンプレックスは残っている。そのコンプレックスを解消して自信に変えるのが、美乳ブラフィッティングです。」
なるほど、と共感しつつどうしてもイメージが湧かないため、実際に美乳ブラフィッティングを体験させてもらうことにした。
試着室に入ると、まずはバストを2回ほど手のひらで触ってサイズを確認。その後ブラジャーを持って来てくれたのだが、サイズを見て一瞬目を疑った。普段着けているブラサイズより2カップも大きいサイズだったからだ。ところが、フィッティングしてもらうとそのブラはバストに驚くほどフィットした。確かに一般的なフィッティングとは少し異なっていたが、フィッティングだけでこんなに違うのかと正直驚かされた。
サブレン美乳ブラが支持される理由も理解できた。着け心地は驚くほど楽で軽く、これと似たブラに出会ったことはこれまで一度もないかもしれない。美乳フィッティングについてはあえてこれ以上のレポートを控えるので、機会があればサロンで実際に体験してみることをおすすめしたい。
グラマーバストをもっと美しく「エヴァビアン」
試着室から戻りふと視線を横にやると、真っ赤なブラとショーツが目に飛び込んできた。ewabien(エヴァビアン)というブランドで、こちらもポーランドのランジェリーブランドだ。
アンダー95、Kカップまでのグラマーサイズ展開があり、気に入ったデザインは海外から取り寄せが可能。こちらも着け心地が軽く、大きなバストも軽やかにホールドするため、ブラが苦しかったり肩が凝ったりしがちなグラマーさんから好評だそう。サブレン美乳ブラと同じくきちんとフィッティングすれば、すっぴんバストを美しく整える効果もあるとのことで、グラマーさんでブラジャーやバストの変化が気になる人おすすめだ。
今回のポップアップでは2022年秋冬コレクションのうち3シリーズのみ展示されていた。この冬にさらに5シリーズほど発売されるとのことで、追加の新作を楽しみに待ちたい。
こんなの欲しかった!プレイフルで実用的な「オブセッシブ」
今回のポップアップでもうひとつ注目を集めていたブランドがobsessive(オブセッシブ) だ。
こちらもポーランドのブランドで、ファウンデーションとしての機能性ではなく、主にエンターテイメントとしての娯楽性を追求したデザインが特徴だが、実はファウンデーションとしても使えるアイテムもあるという。
全400種類以上もあるアイテムのうち、ポップアップ会場にセレクトされた実用的なアイテムだけが並んでいた。一枚にブラジャーとスリップの機能が備わったブラスリップや、さっと羽織物アウターとしても使えるガウンなど、確かに実用的なアイテムが並んでいた。
「オブセッシブは主にプライベート向けのセクシーなデザインが多いため、これまでは通販でしか買えませんでした。これらの実用的なアイテムは試着してもらった方が良さが伝わると思ったんです。結果的に売れ筋サイズは全て完売するほどの人気ぶりでした。」と石田さん。
ポップアップ終了後は、同様のアイテムをコビエタでも一部販売することが決定しているという。通販でしか変えないブランドが試着できるのは嬉しいサービスだ。
ランジェリーラバーたちが集まるサロンを目指して
今回のポップアップで初めてコビエタの存在を知ったという来店客からは「フィッティングしてもらったら着け心地が良すぎてビックリした」「通販でしか買えないブランドを試着できてよかった」「今度は栄のサロンにも行ってみたい」といった声が聞かれた。
最近はボディスキャナなどAI技術も進歩し、下着の通販サービスも増えて便利になっているが、やはり実際に着けてみないとわからないことも多い。フィッティングの需要は今後も無くなることはなさそうだ。
サロンという単語には「集いの場」という意味があり、コビエタをランジェリー好きが集うサロンにするのも今後の目標の一つだという。
「コビエタがある栄3丁目エリアは、お洒落で小さなショップが立ち並びファッションに敏感な若者も多く集う場所。コビエタをランジェリーラバーたちが集うオープンなサロンにしていきたいと思っています」
そんな将来を見据えたコビエタが、本当に名古屋のランジェリーラバーたちの集いの場となる日は、そう遠くはないかもしれない。今回ポップアップに足を運べなかった人は、ぜひ栄のサロンへ行ってみることをおすすめしたい。