「下着やからだのことで、悩んだり諦めたりするすべての女性をなくしたい。」そんなブランド理念を掲げるHEAVEN Japanの2024秋冬展示会が、6/29(土)〜7/5(金)まで新宿マルイアネックスで開催されました。累計85万枚の売り上げを記録したブラジャー “元祖脇肉キャッチャー” や、Mカップまでのサイズ展開がある “どんとこいブラ” 等、キャッチ―なネーミングで様々な体型・バストのお悩みに寄り添う機能性の下着をラインナップ。2024秋冬の新作と試着体験をレポートします。
2024秋冬のテーマは “Journey”
現実と空想を自由に旅するような自由なカラーリングをテーマに、下着だからこそ楽しめる自由さを表現した新色カラーを展開。秋冬の新色は、人気商品の“元祖脇肉キャッチャー” をはじめ、デコルテをふっくら見せてくれる “ビスチェリーナ” 、 “シン・胸不二子ブラ” 、“特上脇肉キャッチャー” 、“どんとこいブラ” 、“タニマドンナ” 、そしてナイトブラの “夜寄るブラ”などがラインナップ。脇肉を集め、バストを支えることはもちろん、それぞれのアイテムでご自身の好きなシルエットを選べる機能性が嬉しいところです。
元祖脇肉キャッチャーは、レースデザインがこれまでとは少し変更となり、秋冬は大人っぽい印象に。また、タニマドンナはパターンとデザインのリニューアルが実施されています。今まで気になっていてまだ試されていない方はもちろん、すでに愛用されている方々も、リニューアルされたアイテムにぜひトライしてみてください。
HEAVEN Japanの目指す “適正下着“ とは
“適正下着”という言葉は、HEAVEN Japanの「下着やからだのことで、悩んだり諦めたりするすべての女性をなくしたい。」という想いから生まれたオリジナルワード。
実は、日本の約7割の女性が間違ったブラジャーのサイズを着け続けているというデータもあるほど、正しいサイズの選び方、着用方法、そしてご自身のお悩みに合った選び方は知られていません。一人ひとりの身体とココロに合った下着を “適正下着“ とし、1人でも多くの女性の悩み・諦めを無くしたいという想いが込められています。
キャッチ―なネーミングの秘密
“元祖脇肉キャッチャー” や “どんとこいブラ” など、目を引くネーミングの下着たち。これらはどうやって生まれているのでしょうか。今回ご案内してくださった広報制作部マーケティングコミュニケーションGr.グループ長の梅井さんにその秘密をお伺いしました。
「私たちHEAVEN Japanは、もともとオンラインショップから始まったブランドです。オンライン上で見た時に、お客様に商品の特徴が分かりやすく、覚えてもらいやすいように社内でディスカッションして決定します。キャッチコピーをそのまま商品名にしたような感じですね。」
美しいデザインとは裏腹に、キャッチ―でユーモアあふれるネーミング。このギャップもまた、お客様に愛される秘訣なのかもしれません。
商品企画からカスタマーサービスまで一貫管理
HEAVEN Japanでは、商品企画からカスタマーサービスまで一貫して自社管理を行うとともに、オンラインショップ、東京・大阪サロンの運営も行っています。そうすることで、商品を購入されたお客様の生の声をキャッチし、お客様の悩みに寄り添った商品に落とし込むことができるからです。平行して、お客様に各アイテムのコンセプトやこだわりがしっかり伝わっているかにも、常に気を配っています。お客様から頂いたお声が、商品を改良しなければならないものなのか、それともコンセプトやこだわりが正しく伝わっていないために発生したものなのか。お客様に喜んでいただくために何度も分析を重ね、社内でも話し合われている様子が梅井さんの熱心なお話からも伝わってきたのが印象的でした。
今回のPOPUPでは、カジュアルフィッティングと呼ばれる方法で、アンダーバストとバストトップを計測し、プロのフィッターの方がお悩みや好みをヒアリングしてくれ、その結果をもとにおすすめを紹介してくれました。一方で、東京・大阪のサロンではより緻密な採寸やサービスを体験できます。具体的には、4か所(アンダーバスト、バストトップ、バストトップ位置、乳間)の採寸、ストラップの長さの採寸案内、お悩みやお好みのヒアリング等を30分~1時間かけて行い、採寸結果はメールで送信してくれます。
梅井さん曰く、「下着のお悩みを話せる場所は、なかなかありません。私たちは、お客様のそんなお悩みをご相談頂ける場所でありたいと考えています。POPUPもサロンも購入が必須ではないので、サイズの確認やお悩みの相談等、お気軽に着て頂ければと思います。」とのこと。オープンな雰囲気のフィッターさんが多いので、気兼ねなく相談できそうですね。
お悩みは一人ひとりちがう。そして、一人ひとり違った美しさがある。
昨年夏に大幅リニューアルされた公式オンラインショップでは、商品のラインナップが増えたことでお客様が迷わないようにと、様々な工夫が凝らされています。たとえば、お悩み別ごとの検索ワード(バスト上のボリュームが減ってきた 等)を作り、そちらをクリックすると関連商品が表示されたり、実際に着用されたお客様のレビューが見られます。そうすることで、サイトを訪問したお客様自身で必要な情報が得やすい工夫がなされています。
さらに、店頭のポップやオンラインショップでは、“インナーヒーローモデル” と呼ばれる一般の女性たちがモデルとなり、HEAVEN Japanの世界観を表現しています。彼女たちは、“自分に自信がある訳ではないけれど、誰かに伝えられることがあるなら” という想いで応募された方も多いのだそう。ブランドの想いとお客様の想いが共鳴し生まれた世界観は、女性として共感でき、一人ひとりの美しさが際立っています。
30代 授乳経験のある私が、相談してみた。
そして、私自身もいよいよ試着に。普段は柔らかめの着け心地のインポートランジェリーが大好きな私ですが、最近は年齢のせいか、デコルテ部分が削げてしまった印象と肉質が柔らかくなったのを感じていました。また、授乳経験もあるのでバストのハリ低下も気になるところ。フィッターさんとお話をし、5種類のブラジャーを試着しました。
■SELF FIT BRA
薄手のカップが、バストをナチュラルに包んでくれ、バストが大きめの私でも大きく見せすぎないところが嬉しいポイント。1枚レースのような使用感とデザインですが、バストトップ部分が透けないようニップレス設計がされているので、1枚で着用しても安心。
■元祖脇肉キャッチャー
HEAVEN Japanで一番人気のブラジャー。幅広いアンダーで脇肉をくまなくキャッチし、脇高設計でバストをすっきり見せてくれます。しっかり目の着け心地ですが、苦しくはありません。はぎカップが柔らかいバストもしっかりと包み込んでくれ、カップのパカパカ感もありません。
■ビスチェリーナ
アンダー部分が少し長めになっており、ビスチェのような見た目のブラジャー。幅広アンダーがしっかり脇肉をキャッチして横流れせず、やや浅めのカップでデコルテをふっくらさせてくれました。こちらもホールド力はありますが、苦しくはない着け心地。
■シン・胸不二子ブラ
あの憧れのオンナ怪盗のツンと上がったバストに近づけるブラジャー。ナチュラルにデコルテをふっくらさせつつ、バストトップはツンと上向きになり若々しい印象になりました。シャープなシルエットに整えてくれるので、Tシャツやタイトなトップスと相性抜群です。
■夜寄るブラ(ナイトブラ)
パワーネットとストレッチレースでバストを包み込み、バストの横流れを防いでくれます。私の柔らかいバストでも、谷間ができました。程よいホールド感で苦しくありません。レースタイプとコットンタイプがあります(写真は、レースタイプ)。
幅広いサイズ展開に加え、様々なタイプのシルエットが選べるHEAVEN Japanの下着。お客様のお悩みに忠実に寄り添い、きめ細やかなサービスとアップデートを重ねています。バストや身体に関する悩みがあったり、なりたい自分の姿が今は曖昧でも、一人ひとりのための “適正下着“ を体感することで、素敵な自分に出会えるはずです。