ブラレットに興味があるもののなかなか手が出せないという方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ブラレットとは
ブラレットとは、基本的にノンワイヤーの三角ブラのことを言います。ノンパテッド(パッドなし)でレースのみのタイプが主流です。
ワイヤー入りのブラジャーよりもつけ心地が楽で、自然なバストラインが作れることが魅力です。ワイヤータイプのブラジャーのしっかりとしたつけ心地が苦手な方や、背中のホックに不快感を覚える方から特に人気があります。
パッドなしのレースタイプのものが主流のブラレットは、セクシーでおしゃれな下着です。見せる下着としても優秀で、肌見せファッションのインナーとして使うとおしゃれ上級者のファッションが楽しめますよ。
ブラレットの人気が高まっている理由
近年人気が高まっているブラレットには、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここではブラレットを選ぶ人が増えている理由を3つ紹介します。
ブラレットに興味がある方やブラレットのメリットが知りたい方は、ぜひ確認してみてくださいね。
つけ心地が楽
つけ心地の楽さは、ブラレットならではの大きなメリットのひとつです。毎日つけるブラジャーなので、しめつけの強さやワイヤーが当たる不快感を苦痛に感じている方も多いのではないでしょうか。
一日を終えてブラジャーを外すと体にくっきり跡がついてしまっていたり、ワイヤーが当たる部分に痛みを感じたりとブラジャーに関する悩みを抱えている方はたくさんいます。
ブラレットには、ノンワイヤーで背中のホックがないものや1段ホックのものなどもあります。伸縮性のある生地で、着脱時はもちろんつけている間もずっと快適に過ごすことが可能です。ブラレットはこのような理由から、着け心地を重視して下着を選ぶ方からの人気が高まっています。
おしゃれなデザイン
つけ心地の楽さを重視すると、デザイン性が失われてしまうと思っていませんか?ブラレットなら、ノンワイヤーで快適なつけ心地でありながら、おしゃれなデザインのものが多くあります。
全体がレースでデザインされたものが主流で、適度なセクシーさと上品さを兼ね備えているのがブラレットです。肌見せファッションの際に着用できる「見せブラ」としても利用できるほどおしゃれで、ファッションの一部として取り入れることができます。
自分好みのデザインを着用すると、気分が上がるものです。ブラレットはおしゃれなデザインとつけ心地の良さを両立したところにあるといえるでしょう。
型にはめられた女性像からの開放
ワイヤーでがっちりホールドしたバストラインや、分厚いパッドでバストアップして見せることがおしゃれで理想だという時代を過ごしてきた女性たちは、いまだに型にはめられた女性像にとらわれ、不快感のあるブラジャーを無理して着用している方も多いです。
ブラレットは、このような型にはめられた女性像から現代女性を解放し、自然なボディラインをいかしたバストラインを作ります。美しいボディラインやバストラインはひとつではありません。
ブラレットは自然なシルエット、自然なつけ心地を追求した、型にはめられた女性像から解放された下着です。多様性が認められる現代、ブラレットは型にはめられた女性像から脱却した女性からの支持を得ています。
ブラレットはバストが垂れる?
ノンワイヤーのブラレットは、つけ心地のよさと引き換えにバストが垂れてしまうのでは?という心配の声も多いです。いくらつけ心地がよくても、バストの形の崩れや垂れは避けたいですよね。
ブラレットには、ワイヤー入りのブラジャーのようなホールド力や補正力はありません。ブラレットの着用でバストが垂れることはありませんが、下着の使い分けを行うことは必要です。
綺麗なバストを保つためには、クーパー靭帯を保護することが大切です。バストの揺れや圧迫で傷ついてしまうクーパー靭帯は、一度切れたり伸びたりすると元に戻ることはありません。
睡眠中は特に、バストが無防備になっている状態です。ノーブラで寝る方も多いのですが、脂肪が流れたりクーパー靭帯が傷ついたりして、バストの垂れの原因につながります。このようなブラレット以外の原因で起きるバストの垂れを「ブラレットの着用でバストが垂れた」と勘違いしている人も多いです。
バストの垂れを予防したい方は、ブラレットとホールド力・補正力の高い下着の併用や、睡眠中のナイトブラの着用など、場面に合わせた下着選びをしましょう。また、ワイヤー入りブラほどの補正力ではなくても、ブラレットの中でもなるべく補正力の高いものを選んでみることもおすすめです。
ブラレットにトライしたいけどバストトップが気になる
ブラレットは、ワイヤーだけではなくパッドもない新しいタイプのブラジャーです。つけ心地の楽さを求めてトライしたいものの、バストトップが透けることを気にして手が出せない方も多いのではないでしょうか。
ブラレットの中には、バストトップの透けにくいデザインのものや、薄いパッドが入っているタイプのものもあります。まずはこのようなタイプのブラレットからはじめてみることをおすすめします。
パッドが入っていなくても、生地やブラレットの色でバストトップの透けを予防することができます。生地や素材によって透け感は大きく異なるので、よく確認して透け感の少ないブラレットを選びましょう。
ブラレットはパッド入りのものを選んでも、普段のブラジャーに比べてパッドがナチュラルで薄いものが多いです。ブラレット初心者でバストトップが気になる場合は、無理してパッドなしを選ばずに、薄いパッドが入っているものから始めると安心ですよ。
繊細なレースのブラレットのお手入れは?
ブラレットのなかは、全体がレースのデザインのものが主流です。繊細なレースデザインを長く綺麗に保つためにも、正しいお手入れ方法で管理しましょう。
ブラレットの洗濯は、洗濯機の冷水または手洗いで行います。パッドが入っているタイプのブラレットの場合は、取り外しできれば外してパッドだけで洗いましょう。
手洗いの場合は特に、しっかりとすすぎをして洗剤を落としてください。洗剤残りは、ブラレットの黄ばみの原因となってしまいます。
レースデザインのブラレットは、ほかの洗濯物やホックがレースに絡まって傷ついてしまうことがあります。必ず洗濯ネットに入れて、ホックがあるタイプのものは事前にホックを止めておきましょう。
レース素材は繊細で、摩擦を受けると毛玉が発生してしまいます。何枚かのブラレットを一度に洗濯する場合でも、ひとつずつ個別にネットに入れることをおすすめします。また、下着だけで洗濯ができる場合は下着専用の洗剤を使うことが理想です。
洗濯後は、乾燥機にかけずに干してください。乾燥機の使用は、生地の痛みや型崩れの原因になります。干すときは、形を整えながら干すことで型崩れを防止できます。
ブラレットを収納する際は、ブラジャー専用の収納ボックスがあると安心です。ひとつずつ仕切って収納できればブラレット同士の摩擦がなくなるため、生地の傷みや型崩れを予防できます。かさばる下着類も、詰め込んで収納すると生地を傷めたり型崩れをしたりして、寿命を短くしてしまうので、注意してくださいね。
ホックがあるタイプのブラレットは、あらかじめホックを止めてから収納します。パッド入りの場合は特に型崩れに注意して、カップ部分をつぶさないように気をつけながら収納しましょう。
ブラレットは楽なつけ心地が魅力の新しい下着
ブラレットは、ノンワイヤーの三角ブラです。つけ心地の楽さから、注目されている新しいタイプの下着です。パッドもないタイプのものが多く、型にはめられた女性像から解放され、快適な日常を送ることのできるアイテムだといえるでしょう。
薄いパッド入りやバストトップが透けにくいデザインなど、ブラレット初心者でも手が出しやすいデザインもたくさんあります。興味がある方は、自分にあったブラレットにチャレンジしてみてくださいね。
つけ心地のよさはもちろん、デザイン性にも優れていて、見せブラとしても活用できます。おしゃれアイテムの選択肢のひとつにブラレットを加えて、ファッションを楽しみましょう。