胸が大きいからこその悩みとは
胸が大きいと、そのスタイルの良さから羨ましがられることも多いのではないでしょうか。しかし、胸が大きいからこその悩みは意外にも多くあり、悩んでいる女性もたくさんいます。ここでは、胸が大きいからこそ抱える悩みを紹介します。
好きなデザインのブラがない
胸が大きい女性の多くが抱える悩みとして、ブラ選びの難しさがあります。好きなデザインのブラには自分のサイズがなく、サイズから選ぶと好きなデザインのブラを見つけられないことが多いようです。
特に一般的な店舗では大きいサイズの取り扱いがないことも多く、実際に見て決めたいのに結局通販で購入することになるという女性もいます。オーダーでブラを作ったり、専門店を利用したりして自分に合うものを購入する方もいますが、高額になりやすく金銭面の悩みにもつながります。
太って見える
胸が大きいと、どうしても太って見えてしまうという悩みも多いです。胸の大きさが体の厚みのように見えたり、洋服の胸元が張ってしまうことで太って見えたりすることがあります。
胸の大きさがあるとどうしても胸元がスッキリとした印象にはならず、華奢な印象を与えるのは難しいことが多いです。胸元のボタンが止まらない、胸の大きさで丈が短くなってしまうなど、洋服選びの悩みにもつながります。
服が制限される
胸が大きいことを気にしている女性は、なるべく胸が目立たないファッションを選ぶため服が制限されてしまいます。タイトな服では胸が強調されたり下着のラインが出てしまったり、胸元が大きくあいている服では谷間を強調することになってしまったりするので、着たい服が着られないと感じる方も多いです。
また、胸のサイズに合わせて服を選ぶとお腹など他の部分が合わない、気に入った服のバスト部分のサイズが合わないなど、ブラ同様洋服選びの面でも自分に合ったものを探すのに苦労することも多いです。
人目が気になる
街を歩いているだけでも、胸元をじろじろ見られる・あからさまではないけど視線を感じるという悩みを抱えている胸の大きい女性は多いです。普通の服を着ていても胸元が強調されてしまったり、バッグの斜めがけでより強調されてしまったりして人目が気になります。
露出を多くしているわけではなくてもじろじろ見られてしまうことも多く、大きなストレスになってしまいます。対策として、胸を小さく見せるブラジャーや大きめのトップスを着ることで、胸をできるだけ目立たなくする方も多いようです。
運動しにくい
胸が大きいと、運動をした際の揺れが気になったり揺れによって痛みを感じたりします。そのため、ちょっとしたランニングでもつらいと感じる方も多いです。遅刻しそうなときに走ることは誰でもありますが、そのような少しの運動でも胸が邪魔でできなくて不便だと悩む女性もいます。
一般的なブラでは揺れを抑えることができないため、バストバンドやスポーツブラを着用することで対策している方も多いです。それでも激しい運動はできるだけしないようにしているという声も多く、胸が大きいことで運動に制限がかかってしまいます。
肩こり
胸が大きいと、それだけ胸の重さに悩むことになります。胸の重さと常に一緒に生活するため、肩こりや首の疲れなどの身体的な悩みも多いです。
ブラの肩紐が細いと肩に食い込んでしまって痛みを感じたり、肩こりを発症してしまったりします。肩紐の太さにこだわりたくても、そもそもサイズの面でブラの選択肢が狭いため理想のものを見つけるのが難しいのです。これは好きなデザインのブラより機能性を優先するしかないという悩みにもつながります。
大きな上半身をスッキリ見せるには
胸が大きいことで上半身も大きく見えてしまうことに悩む女性のために、上半身をスッキリ見せるためのポイントを紹介します。自分に合ったファッションを知ることで、体型の悩みも上手にカバーすることができますよ。
トップスは装飾のないものを
大きな胸を極力目立たせないようにするためには、トップスに装飾のないものを選ぶことがポイントです。トップスに装飾があると目が上半身に行きやすかったり、装飾で余計に胸を強調してしまったりすることがあるからです。
また、トップスに装飾があると厚みが出てしまい、上半身を大きく見せてしまいます。胸元や上半身から目線を外したり厚みを抑えたりするためにも、トップスには装飾がないものを選ぶといいでしょう。
首まわりは広く開けるかきっちり隠す
大きな胸の女性でも上半身をスッキリ見せるためには、あえて首まわりを広く開けることがおすすめです。ただし、谷間が見えるほど広く開けてしまうと余計に視線を集めてしまったり、いやらしく見えてしまったりするので注意しましょう。適度にデコルテを出すことで、上半身をスッキリした印象にすることができます。
胸元を開けたくないときや寒い季節などでは、きっちり隠れるタートルネックもおすすめです。この際は、タイトなものよりもある程度ふんわりとしたオフタートルを選ぶことで胸元が強調されず、スッキリと見せることができます。
ビッグシルエットは余計太く見える
大きな胸を隠したいとビッグシルエットの服を選ぶ方もいますが、実は逆効果です。ビッグシルエットの服でさらに上半身に厚みが出てしまい、余計に太く見えてしまうからです。
一方で、ぴったりとしたタイトな服も肉感を拾って太って見えます。そのため、体のラインを拾いすぎないような、体に付かず離れずくらいのサイズを選ぶことがおすすめです。
肩まわりにボリュームを出さない
痩せ見えのためには、肩まわりがシンプルなデザインのトップスを選び上半身にボリュームを出さないことがおすすめです。
パフスリーブや肩からフリルが広がる半袖などの服は、胸のボリュームに加えて肩幅まで大きく見せてしまい、余計に太って見えます。上半身をスッキリ見せるためには、シンプルなデザインを選ぶといいでしょう。
ハリはあるが落ち感が綺麗な素材を選ぶ
服のデザインだけではなく、素材にもこだわることでより上半身をスッキリ見せることができます。落ち感が綺麗な素材を選ぶと、広がることも体に張り付くこともなく、ストンと落ちるため、上半身がスッキリします。
胸元のボリュームを強調しないためにも、体に張り付かない素材を選ぶことがポイントです。
胸が小さく見えるブラでスッキリ!
胸が大きいことが原因で、「人目が気になる」「運動で揺れてしまう」「服のサイズが合わない」と悩む女性は多くいます。胸を小さく見せるブラは、そんな悩みを解決するためのアイテムです。
胸を小さく見せるブラではカップやストラップが工夫されていて、胸のサイズダウンや着痩せ効果があります。着用すると胸のボリュームが気にならず、実際に胸のサイズも抑えられるので今まで着られなかった服も選べるようになります。
自分のサイズに合ったブラで痩せ見え!
自分の体にブラが合っていないことが、太って見える原因になっていることもあります。例えばカップの形やサイズが合っていないと、横に胸がはみ出してしまうため太って見えます。ここでは、正しいサイズのブラを選びスッキリ胸をしまうためのポイントを紹介します。
自分でできる正しいサイズ確認方法
正しいサイズの確認方法を知らない方も多いのではないでしょうか。自分に合ったブラを選ぶためには、正しいサイズを知ることが重要です。
胸の大きさに悩んでいる方の中には、下着屋さんで測ってもらうのは嫌だと感じる方も多いです。そんな方でも気軽にできる、自分で正しくサイズを確認するための方法を紹介します。
用意するものは鏡とメジャー。胸の位置にメジャーを当て、鏡を見ながらメジャーが真っ直ぐになっていることをしっかり確認します。メジャーを真っ直ぐに保ったまま、腰を90度に曲げてお辞儀のような姿勢をとり、バストトップ(1番高い位置)に合わせて測ります。
正しく計測するためには、以下のポイントを必ず抑えましょう。
- メジャーを真っ直ぐに保つ
- 90度のお辞儀の姿勢で計測する
- バストトップに合わせる
薄めの下着であれば着たまま計測することもできますが、その際はトップの位置に合わせられているかしっかりと確認してください。この方法で計測したアンダーとトップの差で、ブラのカップ数を判断します。
太って見えないブラの位置
同じブラを着用していても、正しい位置になっていないことで太って見えることもあります。自分に合ったブラを選んだら、着用する際の位置を意識しましょう。
胸のトップと鎖骨の中心を結んだ正三角形を「ゴールデントライアングル」と言い、この正三角形ができる場所が胸の正しい位置です。バストが正しい位置に来るように意識してブラをつけるようにしてください。綺麗なボディラインが作れることはもちろん、胸の肉が背中や脇に流れてしまうことを防ぎます。
去年のブラは太って見える?
自分に合うブラがなかなか見つからないからと、フィッティングが面倒でずっと前に買ったブラを使い続けていませんか?実は、ブラの平均寿命は1年程度だと言われています。繰り返し着用したり洗濯したりすることによって、ブラは劣化していきます。
長く使っているブラの生地やストラップは、劣化して伸びていくものです。そのため、バストを支えきれずに垂れたり横広がりしたりしてしまっている可能性があります。この状態ではバストを正しい位置でキープすることができないので、太って見える原因となります。このような理由から、ブラは定期的に買い換えることがおすすめです。
ファッションを楽しみながら上半身をスッキリ見せよう
胸が大きいと羨ましがられることが多いですが、実際には胸が大きくて悩んでいる女性はたくさんいます。しかし、自分に合ったブラの選び方やファッションのポイントを知っていれば、おしゃれを楽しみながらコンプレックスをカバーすることができます。
今回の記事を参考に、痩せ見えのファッションやブラ選びを楽しんでみてくださいね。