そのパーティードレス、普段の下着で大丈夫?
結婚式やパーティーなどのお呼ばれで着るドレス、普段着として着るのは難しいことから、購入せずにレンタルサービスを利用する人も増えているようです。パーティードレスのレンタルサービスでは、ドレスだけではなくバッグや小物類も揃えられるためとても人気。ただ、選んだドレスのデザインによっては、手持ちの下着と合わせると、思わぬところから下着が見えてしまったり、ドレスに下着が響いてしまったりする危険性があります。
ドレスを着る日になって「下着が見えてしまう」という事態になるのは避けたいところです。
お呼ばれ用のドレスを着る機会には、ドレスだけではなく合わせる下着にも注意しましょう。
ドレスを着るときにチェックしたいポイント
お呼ばれのドレスと下着を合わせるときにチェックしたいポイントを6つご紹介します。
襟ぐりの開き
オフショルダーやボートネックなど、襟ぐりが左右に開いているタイプのドレスに、普通のブラジャーを合わせると、ブラジャーの肩紐がはっきりと見えてしまいます。
デコルテや肩まわりがシースルータイプ
最近では、デコルテや肩まわりにシースルーの素材を使用したドレスが多く見られます。デコルテや肩まわりが透けていると、その部分から下着が覗く可能性があります。
胸元の開き
お呼ばれ用ドレスの中には、胸元が開いたデザインも多くあり、胸元を深くカットしたドレスなどは、かがんだときやおじぎをしたときなどに胸元が大きく露出してしまうかもしれません。
背中の開き
デコルテや胸元だけでなく、背中が開いたドレスも多くあります。背中が開いているドレスを普段使用しているブラジャーと合わせると、ストラップやサイドベルトなどが見えてしまいます。
アームホールの開き
アームホールとは、洋服の袖の付け根部分のことです。ドレスの種類によっては、このアームホールが大きく開いたものがあり、腕を上げた動作のときに、下着が見える場合があります。
生地感
お呼ばれ用ドレスの素材は、普段着と違って薄い生地が使われていたり、淡い色が選ばれたりします。また、体のラインにフィットするようなドレスもあります。これらの特徴があるドレスを普段使用している下着に合わせると、下着のデザインの凹凸がドレスの上から分かってしまったり、色が透けたりする可能性があります。
こんなドレスにはこのブラを合わせよう
結婚式やパーティー用のドレスには、それぞれの特徴に合うブラジャーを着用することが大切です。ドレスの種類や特徴に合わせたおすすめのブラジャーを見ていきましょう。
襟ぐりの開き
襟ぐりが開いているドレスには、肩ひもを外せるタイプのブラジャーや、筒状になっていて、肩ひもがない、チューブトップブラを合わせましょう。もし、ブラジャーの肩ひもがないのを不安に感じる場合は、肩ひもを透明タイプや、パールやラインストーンがついた、おしゃれに見せるストラップに付け替える方法もあります。
デコルテや肩まわりがシースルータイプ
デコルテや肩まわりにレースやシースルータイプの素材が使われているパーティードレスには、ストラップを外したブラジャーまたは、ストラップを付け替えるのがおすすめです。シースルータイプは、肌が完全に露出している状態ではないため、透明のストラップにしても目立つ心配はありません。
胸元の開き
胸元にカットが入ったドレスを着る場合、とっさの動作に備えて、バストにぴったりと沿って、上から見ても胸元が見えにくいチューブトップブラがおすすめです。チューブトップには、シンプルな無地のものや、下着っぽさを隠せるレース地のものなど、種類があります。着用するドレスに合わせたデザインを選ぶと良いでしょう。
背中の開き
背中が開いたタイプのパーティードレスには、どのようなタイプのドレスにも適応できる、ヌーブラがおすすめです。ヌーブラとは、バストに直接貼り付けるように着用するブラジャーのことです。ヌーブラはシリコン製でできているものが多く、着用に不安がある方は、あえて背中から見せるインナーを選ぶのも良いでしょう。背中見せインナーとは、バックレースやバックリボンなど、デザイン性の高いインナーで、ドレスの背中から見えても違和感なく見せられるのが特徴です。
アームホールの開き
脇のアームホール部分が開いているドレスには、ふとした動作で下着が覗いたときにも安心な、無地のキャミソールや、おしゃれ度が高いブラトップなどを選ぶと良いでしょう。ブラジャーを着用すると、脇から肌が見えてしまう恐れがあるため、ドレスと同じ素材や色のブラトップの方がおすすめです。
生地感
薄手の生地のドレスは、インナーのラインや素材が外に響きやすいのが心配です。このようなときに合わせたいのは、シームレスインナー。下着の凹凸が分かりにくく、縫い目が少ないため着心地が良いのが特徴のインナーです。ナチュラルカラーのシームレスインナーを選べば、アウターにも響きにくくおすすめです。
普段着でも活用できる紐なしブラ
紐なしブラやストラップレスブラと呼ばれるブラジャーは、ドレスを着る機会以外にも普段着にも使えるアイテム。夏場の肌を見せる服装に合わせるのにはもちろん、秋冬で透け感を楽しむニットやトップスなどの重ね着にもおすすめです。
紐なしブラは主に以下の3種類があります。
- ワイヤー入りでバストを支える紐なしブラ
- バスト全体を包む紐なしブラ
- 肌に貼り付けるタイプのヌーブラ
ワイヤー入りの紐なしブラは、通常のブラジャーの紐(ストラップ)がないタイプのもの。ワイヤーがバストをホールドしてくれて、形のいいバストをキープできます。
バスト全体を包み込むタイプは、チューブトップのブラジャーです。胸の開いたトップスに合わせることで、胸元からバストが見えるのを防いでくれます。両サイドが脇高になっているため安定感がほしい方にもおすすめです。
肌に貼り付けるタイプのヌーブラは、背中が開いている服を着てもブラが見えないのがポイントです。胸にしっかりフィットさせれば安定感があります。
ズレたり落ちたりしない?紐なしブラやヌーブラの着用ポイント
パーティードレスを着ているときに紐なしブラやヌーブラを着たいけれど、ズレたり落ちてしまったりするのが心配、と思う方もいるでしょう。紐なしブラやヌーブラをズレないように着用するにはポイントがあります。
紐なしブラの着用ポイント
紐なしブラは、着用時の安定感が大切です。紐なしブラを買うときは試着をしましょう。ブラジャーをつけたら上半身や腕を動かしてみてズレないようにチェックします。ズレるのが心配な場合は、少しきつく感じるくらいの紐なしブラを選ぶのもひとつの方法です。また、ホックの多いブラジャーを選ぶことでより安定感が増すでしょう。
紐なしブラを着用するときは、まずアンダーの位置をフィットさせてからホックを留めて、最後にカップをバストに入れるようにしましょう。アンダー部分が体にフィットしていないと着用中にズレる可能性が高くなります。
ヌーブラの着用ポイント
自分に合ったヌーブラを選ぶ際には、商品サイズを必ず確認しましょう。普段つけているブラジャーとヌーブラでは、サイズが違う可能性があるからです。
ヌーブラの公式サイトによると、自分に合ったヌーブラの選び方は、「普段のブラジャーと自身のアンダーバストのサイズに合わせて選ぶ」ことが良いそうです。
ヌーブラはシリコン製でできているため、油分や水分に弱いのが特徴です。そのため、ヌーブラをつける際には、バスト部分にローションやクリームを塗るのは避けましょう。
ヌーブラを貼るおすすめの位置は、バストの上の方です。バストを持ち上げ、脇から寄せるようにヌーブラを貼り付けることで、高さのあるバストを作れます。
パーティードレスに合わせるなら紐なしブラがおすすめ!普段使いもできる紐なしブラを選ぼう
お呼ばれの機会にパーティードレスを選ぶなら、合わせて下着を選ぶことも忘れないようにしましょう。パーティードレスに相性抜群なのが、紐なしブラです。ご紹介した選び方や着用ポイントをチェックして、ご自身にとって快適な紐なしブラを見つけてくださいね。