女性らしさを象徴するボディパーツである「バスト」。多くの男性が惹かれるパーツであることから、男性のなかには「こんなバストが好きなんだ」などと理想論を語る方も多いですね。バスト派、ヒップ派、くびれ派、脚派などさまざまなフェチがありますが、やはり多くの男性がバストに注目しているようです。そんな男性の意見とは異なり、女性にとってのバストは“自分の美”を象徴するような存在。スタイルを気にかける女性にとってのバストとは、美しさを維持するためにマッサージをしたり、ボディメイク用の下着で形を整えたりと、顔と同じくらい日々のケアがかかせない重要なパーツといえます。
女性が憧れるバストサイズはC~Dカップ!理由は?
「女性が理想とするバストサイズ」のアンケートでは、「C~Dサイズが理想である」との回答が全体の半数以上を占める結果に。現状のサイズよりワンサイズ、ツーサイズ上のカップに憧れる女性たちが多いようです。C~Dが理想と答えた女性の多くが挙げたのは、「洋服を着たときに美しいシルエットが保てるから」という理由。やはり、自分を美しく見せるためにバストを生かしたいという想いがあるようですね。
一方で、大きなバストをもつ女性にとっても悩みがある様子。大きすぎることが原因で、加齢による下垂や服のシルエットが崩れるといった問題が起こりやすいためです。バストが大きい方は、意外にもコンパクトなバストに憧れているようです。
大きなバストに憧れる女性の声を聞くと「谷間が合ったほうが魅力的」という理由が大多数ですが、なかには「少し胸の開いた服のときはバストがあったほうが似合う」という、男性のテンションが上がってしまいそうな理由も?
ここでそれぞれの声を総評すると、「大きすぎないけれど、適度に女性らしいシルエットを保てるC~Dカップがちょうどいい!」という意見が多くの女性たちの理想となります。最近では胸を大きく見せるブラ以外にも、大きなバストをコンパクトにまとめてくれるブラも数多く販売されています。理想のバストを作るために、こういった機能性の高いブラジャーを用いてバストメイクしてみましょう。
カップ数だけじゃない!大切なのは、「全身のバランス」を見ること
バストを美しく見せるためには、カップ数やアンダー数にとらわれないことも重要です。バストの大きさは体格によっても左右されるため、バストの数値やアンダーの数値ではなく、全体のバランスが大切なポイントとなります。
メリハリある「X」ボディを目指すのであれば、バストのボリュームを増やすだけでなく、ウエストを引き締めてヒップトレーニングを頑張りましょう。バスト>ウエスト>ヒップのように、下半身にかけてボリュームが少なくなるような「V字型」ボディに近付きたい場合には、逆にヒップのボリュームを抑える+ウエストを引き締めるのが最適解です。ボディ全体の黄金比を見つけられると、今よりももっと美しいプロポーションに近づくことができますよ。
生活習慣や食べ物など、バストを大きく育てる習慣について興味がある方は「大人でも胸は成長する?食べ物や生活習慣の改善でバストアップしよう」の記事もチェックしてみてください。
男性の本音!理想のバストサイズは、意外にもC~Dカップ
女性が憧れるバストサイズはC~Dカップでしたが、男性はどうでしょうか。理想とするカップ数について、男性に率直な意見を聞いてみました。
「彼女やパートナーの理想のバストサイズは?」という質問に対して、C〜Dカップと答えた人が全体の6割以上を占める結果に。アンケート実施前までは“男性=無類の巨乳好き”なんてイメージがありましたが、興味深いことに理想のバストサイズは男女間で見事に一致しています。男性にとっても、C〜Dカップは魅力的かつちょうどいいサイズだと思われているようですね。
詳しく理由を見てみると、男性はバストの大きさではなく、バストの形や張り、触り心地、さらにはバストトップの色、大きさを重視しているとわかりました。「形とバランスが大事」「女性らしい柔らかさがマスト」「キレイなおわん型が良い」など、バストへの想いは十人十色。自分にはないものだからこそ、女性らしさを感じるバストに強く惹かれるのでしょうか。
美しさの秘訣は自分のバストを知り、魅力を引き出すこと
一人ひとり、理想とするバストの大きさや形、色があると思いますが、もっとも重要なのは「自分のバストの良さを見つけ、魅力を引き出すこと」です。たとえば、グラビアアイドルを見てみましょう。バストが大きいだけでなく、上向きのお尻やスラリと伸びる脚など、それぞれが自分の“武器”で勝負していますよね。
自分のバストにコンプレックスがある方は、ぜひ肌のメンテナンスやマッサージなどを丁寧に行ってみてください。もしサイズが自分の理想でなかったとしても、マシュマロのように柔らかく、つきたてのお餅のようにもちもち質感のバストを手に入れられたら——サイズの理想が叶わなくても、手をかけた分美しくなったバストがあれば、自分に自信が持てるようになるはずです。自身の体を見つめ、受け入れ、愛する。それこそが、美しさの秘訣なのかもしれません。
一度切れると戻らない!バストを支える「クーパー靭帯」を守る習慣
バストを支えるクーパー靭帯は、一度切れるともとに戻りません。つまり、できる限り早い段階から、クーパー靭帯を守るケアが必要になるのです。バストの下垂を防ぐために注意したい習慣やポイントについては、「バストとヒップの下垂を防ぎたい!切れると戻らない「クーパー靭帯」を守って、上向きバスト&もも尻を手に入れよう」にて詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください。
また、よりバストを美しく見せたいなら、肌の色に合ったブラジャーを選ぶのも大きなポイント。肌馴染みの良いカラーは、それだけでバスト周辺を明るく見せてくれます。自分に似合う色、似合わない色を教えてくれるパーソナルカラー診断を受けてみるのもおすすめです。
今回は、理想のバストについて男女別にご紹介しました。ついバストサイズにばかり目が行きがちですが、大切なのは全身のバランスを良く見せること。どんな自分になりたいのかを考えたうえで、絞るところは絞り、ボリュームを出したいところは育てていきましょう。