ブラとショーツはいつも同じ形を購入しがち
ブラやショーツを買い換えるとき、あらためてサイズを測りなおしていますか?フィッティングが面倒で、ついつい以前と同じタイプのものを購入するという方も多いのではないでしょうか。ショップの店員さんとのやり取りが恥ずかしいため、一度サイズが合ったら同じものをネットで購入したり、だいたいのサイズ感で選んだブラトップやナイトブラを使い続けている方もいるでしょう。
ショーツに関しても万年Sサイズと信じ込んでいたり、ヒップハングのデニム時代からローライズショーツ一辺倒の方もいるかもしれません。
そもそもブラの形、自分に合ってる?
下着にそこまでこだわりがない方は、A70、B75などの数値を確認して、あとは好みのデザインかどうかで購入を決めることが多いようです。しかし、バストのサイズ以外にも体型やバストの形、柔らかさなどによってしっくりくるブラの形は変わってくるのです。
フルカップブラ
バスト全体をしっかり包み込んでくれるのがフルカップブラです。安定感があり、しっかりバストを引き上げて支える力があるため、バストにボリュームがある方や、バストが柔らかく下がりやすいけれど高い位置でバストトップをキープしたい方におすすめのブラです。
1/2カップブラ
フルカップブラの上半分の面積がカットされているのが1/2カップブラです。布地の面積が少ない分、ワイヤーでバストをしっかり支えます。小さめのバストを全体的に引き上げる力が強く、デコルテからふっくらしたバストを作ります。
3/4カップブラ
フルカップブラの上辺1/4をバスト中央に向けて斜めにカットしたブラです。バストが脇に流れやすい方におすすめの形で、サイドの肉を中央に寄せて柔らかい谷間を作ることが可能です。
4/5カップブラ
フルカップブラの安定感と3/4カップブラの谷間メイク機能をあわせ持ったタイプが4/5カップブラです。柔らかいバストや、加齢により下垂してきたバストを支える機能に優れています。
何気なく選んでいたブラの形にも、大切な意味があることがわかりますね。億劫になりがちなブラの試着も、久しぶりにやってみよう!と思えるきっかけになったのではないでしょうか。トップのサイズが変わらなくても、体型が変わったり加齢でバストの質感が変わることもあるため、あらためて今の自分にベストな形を選ぶよう気をつけたいですね。
着たことのない下着ジャンルにもトライしてみよう
普段着けているブラの形を見直すことをご提案しましたが、下着といえばブラとショーツのお決まりのセットしか購入したことがない、という方もいるでしょう。
ここでは、今まで身につけたことがないかもしれない下着の魅力についてお伝えします。「セクシー過ぎるから、私には関係ない」「着脱やお手入れが面倒そう」と感じていた下着も、詳しく知ることで印象が変わるかもしれません。
ボディスーツ
日本では苦しい補正下着のイメージが強いボディスーツですが、海外ではヨガウェアのようにストレスフリーで見せる下着として使えるボディスーツも多く、近年ではファッションブランドからも日常の着こなしに使えるボディスーツが多数販売されています。モデルやインスタグラマーがタンクトップのようにボディスーツを着こなす姿を目にしたことのある方もいるのではないでしょうか。
心配なトイレでの着脱も、クロッチ(股の部分)はボタンで開閉できるようになっているため、いちいち脱ぐ必要はありません。
動いているうちにインナーの裾がずり上がってもたついてくる…といった悩みもボディスーツなら気になりませんね。
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ノンパテッドブラ
ノンパテッドブラとは「パッドがないブラ」です。カップ部分がレースのみで作られているため、繊細で美しい見た目が特徴です。また、通常のブラとは比較にならないくらいの軽さもポイント。まるでブラをしていないような着心地で、おうちでくつろぐときにはぴったりです。締め付けもなくストレスフリーで、通気性も良いため、夏の蒸し暑い時期には特におすすめです。
しかし、バストトップが透けてしまうことに抵抗感を感じてなかなかチャレンジできないという声も。レースのデザインによってはバストトップが目立たないノンパテッドブラもあるため、まずは試着してみることをおすすめします。一度着けたら軽さと柔らかさに病みつきになり、手放せなくなるかも知れませんよ。
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ソング
一般的にTバックといわれる、後ろが紐のように細くなったショーツをソングと呼びます。近年では後ろの布面積が太めのものも多く、ブラジリアンショーツ(お尻を半分覆う)よりも布面積が少ないタイプは総称してソングと呼ばれることが多いようです。下着のラインが響かないのでパンツスタイルやニットワンピース、ヨガウェアのレギンスの下などにおすすめです。
実は、お尻は隠すよりも出したほうが美しく見えます。お尻の面積をすべて布で覆ってしまうとかなり大きなお尻に見えますが、ソングに履き替えるだけで脚が長くなってスタイルアップしたように見せることができます。ショーツの形を変えるだけで、こんなにお尻が格好良く見えるんだ!と感激するかもしれません。試したことのない方は、まずは後ろの幅の広めなデザインからトライしてみましょう。
吸水ショーツ
今までのサニタリーショーツとは違う、新しいフェムテック商品として話題の吸水ショーツ。ショーツ自体が長時間経血を吸収してくれるため、ナプキンを頻繁に交換する手間がかからないことがメリットです。ナプキンを持ってトイレに立つことを悟られないように気を遣うことも、ナプキンのゴミを処理することもなくなるため毎月の負担がとても軽くなります。
手洗いなど使用後の処理が大変なのではと思われがちですが、一日履いた吸水ショーツは経血が出なくなるまで流水で洗い、洗濯機に入れるだけ。お風呂に入るときにさっと済ませることができるため、面倒くさがりな方でも意外と楽に使うことができますよ。
ガーターベルト
セクシー下着の代名詞のように思われているガーターベルトですが、実は女性にとってとても実用的な面を備えています。
日本ではストッキングといえば腰まであるパンティストッキングが主流ですが、せっかくの素敵なショーツのデザインが見えなくなったり、トイレの度に上げ下げしなくてはならないデメリットがあります。狭い個室で急いでいると伝線させてしまうリスクも高まりますね。
ガーターベルト着用時は、ストッキングは靴下のように左右に分かれたタイプを履きます。そのため、伝線しても交換するのは片足のみで経済的。
また、着用するときははじめにガーターベルトとストッキングを身につけ、その上からショーツを着用します。トイレではショーツの上げ下げしかしないため、スマートに用を足すことができるのです。
関連記事:セクシーなだけじゃない♡一度履くとやみつきになる「ガーターベルト」の魅力&正しいつけ方
下着から気分を変えて新しい自分を楽しもう
普段何となく同じサイズで同じ形の下着を選び続けてきた方も、実は下着にはこんなにバリエーションがあったのか!と楽しくなったのではないでしょうか。自分の肌に直接触れるところから変えてみることで、何気ない日常が新鮮に感じられるかもしれません。今の自分に合ったサイズや形を確かめたり、使ったことのないアイテムを取り入れて、毎日をもっとワクワク楽しみましょう!